「自分軸で生きる」 

誰だって自分を知る旅の途中 だからこそ自分を知ることの楽しさを伝えるブログ

コペル君とおじさん

このタイトルだけで、わかる人は、ははーん、あの本だなってことがわかるでしょうね。 『君たちはどう生きるか』1937に新潮社から出版された16巻に渡る配本の最後に登場した児童書です。 そして今、漫画にもなってベストセラーを続けている。 いつか読まなく…

人ってどうしてこんなに違うんだろう

エニアグラムのワークショップは、いつも驚かされてしまう。 人はみんな違うのは、わかってはいるものの、やはり普段はその違いを受け入れて共感したり、受け入れられなくて仲たがいをしたりを繰り返す。 ボクたちが生きている限り「何かとの関係」からは逃…

何と1位ですって

小学校の頃から、イチバンになることはほとんどなかった。 まぁ、ほとんど、ですから、たまーにはあったんですが。 小学校の運動会の花形、リレーの選手には、早い順から毎年二人ずつ選ばれた。 選ばれちゃった子は、選手には選ばれないルールだった。 ボク…

映画で泣いた

タイタニックが上映されたのは、もうだいぶ前のこと。 その映画を勧めてくれた友人が、その時に言った言葉。 「シバサキさん、タイタニック見て泣けなかったら、人間じゃないですよ」 そういわれて、泣ける映画だ!と意気込んで観終わって、 「ん?どこが泣…

久しぶりのファンタジー

ずいぶん長いこと、ファンタジーや児童文学に触れていなかった。 で、久しぶりにパラパラとネットを開いていたら、目に飛び込んできたのが 『スパイ―ダーウィック家の謎~人間、見るべからず』 この「人間見るべからず」に惹かれて、つい購入ボタンを押して…

エニアグラムと自分探し

中国の古い逸話に3人の仙人の話がある。 多くのものを人間に与えたけれど、一番大事な「自分」のことは自分で見つけさせることにしようということになった。 3人の仙人は、奥深い山にしようか、それとも海の底深くに隠そうか、といろいろ話し合った挙句、 「…

今年のスタッフ旅行

少し前になりますが、恒例の秋のスタッフ旅行に行ってきました。 今年は、近間で湯河原へ。 その前に、以前から行ってみたかった三島にある「クレマチスの丘」へ。 https://www.clematis-no-oka.co.jp/ 小高い丘の上にある素敵な美術館です。 ジュリアーノ・…

Art Bar(アートバー)

代官山にある、ArtBarに行ってきました。 ご縁をいただいた、上平さんにご紹介いただき、ワインを飲みながらのアート体験です。 今夜のプログラムは、Acrylic Paint Pouring Technique. 日本語にすると、「たらしこみ画法」。 おかしな画法に聞こえますが、…

ラジオNIKKEIの収録してきました

先日のブログでもお伝えしたように、旺文社刊の『親が知っておきたい大切なこと』シリーズについてラジオNIKKEIの「本の雑談」と言う番組にゲストで呼ばれました。 このシリーズは、 親・子の片づけ教育研究所理事の橋口真樹子さん監修の「整理整頓」と、 ボ…

ラジオNIKKEIの収録してきました

先日のブログでもお伝えしたように、旺文社刊の『親が知っておきたい大切なこと』シリーズについてラジオNIKKEIの「本の雑談」と言う番組にゲストで呼ばれました。 このシリーズは、 親・子の片づけ教育研究所理事の橋口真樹子さん監修の「整理整頓」と、 ボ…

子ども未来研究所の成人式と、柴崎のラジオ出演

親は無くとも子は育つ、と言う言葉があります。 親は、何かと子どものために世話を焼き、育てようとします。 でも、育てようとすると、親は親の価値観を伝えることになります。 もちろん、人間として大事な価値観なら問題ないのですが、親自身の個人的な価値…

教えるということ、伝えていくということ

心理学では、人間成長の発達段階が示されることが多い。 深層心理学のフロイトは「心理性的発達段階」として、特に子どもの頃の発達に関して。 発達心理学者と呼ばれるエリクソンは「心理社会的発達理論」として幼少期から老年期まで8段階に分けて考察してい…

教えるということ、伝えていくということ

心理学では、人間成長の発達段階が示されることが多い。 深層心理学のフロイトは「心理性的発達段階」として、特に子どもの頃の発達に関して。 発達心理学者と呼ばれるエリクソンは「心理社会的発達理論」として幼少期から老年期まで8段階に分けて考察してい…

自分の中に自分を見つけたんですよ。

30代後半から40代にかけて、企業の研修をいくつか依頼された。 ボクがやる研修は、心理トレーニングで、「自分は誰で、いったい何をしたいのか?」と言ったテーマになるので、一般的には、その頃の企業にはあまり好まれなかった。 その頃の企業は、個人のこ…

大阪のイベントに人が集まった理由?

大阪でクエストが講座を始めてから、すでに15年ほど経過している。 アートセラピーは、カウンセリングと比べて注目度は低いし、そもそも認知されているとは言えない。 クエストは、大阪に拠点もないためになかなか参加者が集まらなかった。 いままでは、、、…

ことばの力

『水は答えを知っている』という2001年に出版された本を知っている人は多いと思う。 世界中でベストセラーになったこの本は、各地の水の結晶の写真を載せている。 それだけでなく、水に言葉をかけてからの結晶の写真が衝撃的だった。 「ありがとう」と言う言…

講演会、、やりました。

「子どもが自立していくための関わり方、育て方」と題した講演会。 準備した席がすべて埋まって、盛況のうちに終わりました。 ボクが話したことは、もっともな理論というよりは、30年間にわたって経験してきた子どもとのダイレクトな関わりから学んできたこ…

「子どもが自立していくための関わり方、育て方」と題した講演会。 準備した席がすべて埋まって、盛況のうちに終わりました。 ボクが話したことは、もっともな理論というよりは、30年間にわたって経験してきた子どもとのダイレクトな関わりから学んできたこ…

「子どもが自立していくための関わり方、育て方」

わが子を「自立した人間に育てたい」、と、多くの親は当たり前のように思う。 「自立」と言うのは、誰かに頼ることなく何でも自分で物事を決め、行える、ことを言う。 でも実際生きていて、自分一人で物事を行うことなんて、大人だって難しいことはわってい…

1年1組せんせいあのね

「あのねちょう」で名が知れている鹿島和夫先生。 1年生の児童と、毎日「あのねちょう」で交流を続けてきた。 古書で購入した『1年1組せんせいあのね」シリーズを読んでいると、子どもの視点がほほえましい。 いや、それどころか、その視点の鋭さや奥深さに…

グロース後記

7月にスタートした今年のグロースも終わった。 あとは、17日のフォローアップを残すだけ。 季節が変わり、あの夏の出来事がずいぶん昔のことのように思えてくる。 ボクが、子どもたちとのかかわりを始めたのは、30年前。 大宮の小学生対象の大宮JCの活動だっ…

29回グロースセミナー最終日

東京では早朝から30度を超えるような暑さの中、士幌高原の朝は気温9度。 7時に起床し、朝食をとってから部屋の片づけや清掃をする。 10時30分にはこのヌプカを出発しなければならない。朝から忙しい。 ロッジ前に荷物出しを終えて、9時30分に高原の少し高台…

29回グロースセミナー4日目その2

夕暮れの中、ラストイヤーの3人が点火して始まったキャンプファイヤー。 グロースセミナーでは、最終日の夜に、4日間を振り返る大事な完了の時間を迎える。 子どもの頃のキャンプは、大人になっても心に残っている。 川遊びをしたり、森を歩いたり、虫取り…

29回グロースセミナー4日目その1

快晴が続いていた士幌高原。 雲が出ている4日目の朝は、気温が12度。 東京は早朝から30度を超えていたらしい 今朝は8時起床。 それまでの間に、ボクは、サポーターのフミトとヨウスケと一緒に、高原をロケハンする。 今日の午後に行うサポーターゲームの下見…

29回グロースセミナー3日目その6

「恐怖」という感情は、人間が死に直面した時に味わう自然な感情。 お父さんが怖い、とか、先生が怖い、という時の感情は、「恐怖」とは区別されている。 高いところから下を見下ろした時、 突然大きな音に出くわした時 そして、夜の闇 最後の実習は、夜の9…

29回グロースセミナー3日目その5

朝昼晩お食事は、通称「めしたき隊」というサポーターたちが担当する。 グロース前日に入り、大量の食材を購入し、毎朝4時起きでご飯を炊き、子どもたちの栄養バランスを考えたメニューで用意する。 それだけでなく、最終日に子どもたちを見送った後も残って…

29回グロースセミナー3日目その4

高原を走り下りる。 牧場が広がり、牛たちがのんびりと草を食んでいる。 「はい、ブレーキ!」 「はい、はなしてー!」 「はい、ブレーキ―!、止まりそうになるまでブレーキ!!」 「はなせ―」 これを繰り返し、1年生のMSKに、RNTに、MHRに叫び続ける。 下り…

29回グロースセミナー3日目その3

そろそろ、MTBの実習をスタートする時間。 「階段のチャレンジは終わったかぁ?」 すると、誰かが 「CHRがまだ」と言う。 CHRを見ると、MTBに乗ったまま階段近くにいる。 「チャレンジするのか?」 そもそも、階段下りはオプションで、チャレンジしたい子ど…

29回グロースセミナー3日目その2

朝食が終わり、今日これからやる実習を伝える。 ボクは、その日に何をやるのかを事前に伝えることはしない。 やる事は、やるときに伝える。 「次何やるの?」の質問には答えない。 それでも、なんとなく、今日がマウンテンバイクの実習であることが伝わって…