映画で泣いた
タイタニックが上映されたのは、もうだいぶ前のこと。
その映画を勧めてくれた友人が、その時に言った言葉。
「シバサキさん、タイタニック見て泣けなかったら、人間じゃないですよ」
そういわれて、泣ける映画だ!と意気込んで観終わって、
「ん?どこが泣くところだった?」
と、拍子抜けした記憶がある。
自分は、人間じゃない???
いや、タイタニックは感動作品だったのは確かだったけど、その時のボクには涙腺を刺激する場面がなかった。
それ以来、泣ける映画と聞くたびに、観に行くたびに自分の感性や感覚が気になってしまう。
さて、そこで、いま話題沸騰の「ボヘミアンラプソディ」
スタッフの洋子ちゃんは3回も観に行っているし、娘も号泣だったという。
クィーンのドキュメンタリーをずいぶん前にも観たことがあるし、ボクはそんなに泣くこともないだろうと高をくくっていた。
泣けました。
席の周りもすすり泣く声ばかり。
エンディングにかけて、涙が止まらなかった。
本気で生きろっ!時間はあまり残っていない!って、耳元で叫ばれたような気がする。
もう一度観に行きたくなった。