親ゼミ「承認」
昨年始めた月1回の「親ゼミ」
回を重ねて4回目となりました。
今回のテーマは「承認」
子どもを承認することは、褒めることとは少し違います。
クエストや子ども未来のクラスでは、この「承認」をとても大切にしています。
人を認めること、もちろん自分のことも認め、お互いを認め合う関係を創りだしていきます。
親子の場合は特に。
褒められると、脳内の快感物質ドーパミンがあふれ出ます。
その快感をまた味わいたくて、同じ行動をする。
それをすれば褒めてもらえる、わけです。
子どもをしつけるためにも、世の中の常識を教える上でも「ほめる」ことは大事です。
「ほめて育てろ」とよく言われるゆえんです。
でも、褒めてもらうための行動の基準は自分ではなく、お母さんの目や先生の評価になってしまいます。
最初は、ただしたくてしていたことなのに、褒められたくてすることになる子どももいます。
自分軸を作って自立させたいのに、それでは逆行してしまいますね。
そこで、この「承認」です。
えらかったね、
がんばったね、
すごいね、
さすがだね
などなど、評価するほめ言葉はいくらでもあります。
その子が、自分の内側に自分を信じる力を育て、お母さんからのたっぷりの愛情の貯金をしていくための言葉、それが承認です。
昨日は参加したお母さんたちに宿題を出しました。
・夕飯の食卓で学んだ承認の言葉を伝えてみること。
・子どもが寝る前に、承認の言葉を伝えてあげること。
お母さんたち、普段の言葉がけについて反省モードの方もいたけど、子どもを愛する気持ちには変わらない。
だから、きっと、たどたどしく伝えていたことでしょうね。
そのことを思い浮かべるだけで、笑みが浮かんできてしまいます。
昨晩は、たくさんの愛と平和が創り出されていたはずです。
次回は、「描く力~ビジョン」です。
https://questnet.co.jp/quest-self/self-method-oya/14686/