「自分軸で生きる」 

誰だって自分を知る旅の途中 だからこそ自分を知ることの楽しさを伝えるブログ

またまたエニアグラムの話

今日の親ゼミは、熱心なお母さんたちが集まって「親と子のエニアグラム

 

エニアグラム理論は、様々な教育関係の団体や個人が、講座として取り入れているようですね。

 

ボクは、もうかれこれ20数年。

 

日本にエニアグラムを導入したシスター鈴木に学んで、いまだに定期的なワークショップを行っている。

 

千桂子先生が、アートによる力を実感したのも、シスター鈴木のエニアグラムワークショップでの体験から。

当時はまだ珍しかったと思うけれど、ふんだんにアートを使っていました。

とある大学で、アートセラピーの勉強をされた、ともおっしゃっていたのを覚えています。

 

そういう意味では、クエストのアートセラピーは、シスターのエニアグラムがきっかけだとも言えるんです。

 

さて、「親と子のエニアグラム」。

 

親の心配や、おせっかいは、愛情からとはいえ、子どもにとっては負担になることが多い。

 

子どものタイプを知ることの前に、まず親自身が自分のタイプを知ることの方が先決。

 

この親ゼミでは、毎回ユングの言葉を皆さんに伝えています。

 

「子どもたちのことで、何かを直してやろうとするときには、いつでもそれは、むしろ我々の方で改めるべきことではないかと、まず注意深く考えてみるべきである。」

 

ゼミ終了後に、話をしたそうなそぶりのお母さん数名から個別に話を聞きました。

 

かなり深刻な悩み。

本当に大変で、つらい状況でした。

 

でも、実は子どもをなんとかしてあげることは、難しい。

冷たいようだけれども、子どもには子どもの人生があって、必要な試練を与えられながら成長していきます。

 

もちろん、できる限り子どもを愛することで守り通すのが親の仕事ではあるけれど、その介入の加減も難しい。

 

話をよーく聞いていると、やっぱり、お母さん自身がまず自分自身に取り組むことが問題解決の近道だということが見えてきます。

 

子育ては、悩みも多いけれど喜びも大きい。

 

今まで以上に、ボクの役割の重要性を実感します。

 

次回は、年明けの1月23日(ワンツースリーですね)

いよいよ、メインテーマと言ってもいい「承認」です。

https://questnet.co.jp/quest-self/14686/

 

 

 

 

コペル君とおじさん

このタイトルだけで、わかる人は、ははーん、あの本だなってことがわかるでしょうね。

 

君たちはどう生きるか
1937に新潮社から出版された16巻に渡る配本の最後に登場した児童書です。

そして今、漫画にもなってベストセラーを続けている。

 

いつか読まなくては、と気になってはいたものの、なかなか手にしなかった本の一つ。


読んでみて、噂にたがわず、子ども向けとは言いながら、学ぶことの多い物語でした。

 

コペル君は15歳。

父親を病気で亡くした彼と、おじさんとの間で交わされるノートが、智に溢れていてコ

ペル君だけでなく、ボクにも、多くの大人たちに気づきを与えてくれる。

 

コペルとは本名ではなく愛称なのですが、この不思議な名前のいわれは、読んで貰えば

わかるので省略します。

 

中学生のコペル君が、よくよく考えた事柄について、それをおじさんは心から承認したうえで、さらにその考察を広げる視点を与えてくれます。

 

ある時、友達と約束したことから逃げ出してしまったコペル君は、発熱をし学校に半月以上通えなくなってしまった。

 

体の具合が悪いだけでなく、友達を裏切ってしまった悔恨でいたたまれなくなってしまったのです。

自らに「裏切り者の汚名」をそそぎ続けたのです。

 

そんなコペル君に、おじさんは厳しく叱りながらも、そういった人間の弱さを伝え、そうした心の傷つきが一人の人間として成長するうえでどれだけ価値あることなのかと、やさしく慰め、励ますのです。

 

嘘をついたり、取り返しにつかないことをしてしまったり、自分がつくづく嫌になってしまうことは誰にでもあるでしょう。

 

どこかで過去の自分と照らし合わせながら、未完了だったその自分に光を注ぐような体験でした。

 

このおじさんのように、智にあふれ、丁寧に、そしてやさしく心を支えていける自分でありたいと、、、、。

 

学び多き作品でした。

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戦前からのベストセラー、一度は読むべき!

 

 

コペル君とおじさん

このタイトルだけで、わかる人は、ははーん、あの本だなってことがわかるでしょうね。

 

君たちはどう生きるか
1937に新潮社から出版された16巻に渡る配本の最後に登場した児童書です。

そして今、漫画にもなってベストセラーを続けている。

 

いつか読まなくては、と気になってはいたものの、なかなか手にしなかった本の一つ。


読んでみて、噂にたがわず、子ども向けとは言いながら、学ぶことの多い物語でした。

 

コペル君は15歳。

父親を病気で亡くした彼と、おじさんとの間で交わされるノートが、智に溢れていてコ

ペル君だけでなく、ボクにも、多くの大人たちに気づきを与えてくれる。

 

コペルとは本名ではなく愛称なのですが、この不思議な名前のいわれは、読んで貰えば

わかるので省略します。

 

中学生のコペル君が、よくよく考えた事柄について、それをおじさんは心から承認したうえで、さらにその考察を広げる視点を与えてくれます。

 

ある時、友達と約束したことから逃げ出してしまったコペル君は、発熱をし学校に半月以上通えなくなってしまった。

 

体の具合が悪いだけでなく、友達を裏切ってしまった悔恨でいたたまれなくなってしまったのです。

自らに「裏切り者の汚名」をそそぎ続けたのです。

 

そんなコペル君に、おじさんは厳しく叱りながらも、そういった人間の弱さを伝え、そうした心の傷つきが一人の人間として成長するうえでどれだけ価値あることなのかと、やさしく慰め、励ますのです。

 

嘘をついたり、取り返しにつかないことをしてしまったり、自分がつくづく嫌になってしまうことは誰にでもあるでしょう。

 

どこかで過去の自分と照らし合わせながら、未完了だったその自分に光を注ぐような体験でした。

 

このおじさんのように、智にあふれ、丁寧に、そしてやさしく心を支えていける自分でありたいと、、、、。

 

学び多き作品でした。

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戦前からのベストセラー、一度は読むべき!

 

 

人ってどうしてこんなに違うんだろう

エニアグラムのワークショップは、いつも驚かされてしまう。

 

人はみんな違うのは、わかってはいるものの、やはり普段はその違いを受け入れて共感したり、受け入れられなくて仲たがいをしたりを繰り返す。

 

ボクたちが生きている限り「何かとの関係」からは逃れられない。

関係性の中でしか生きられないのだ。

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もうかれこれ20年やり続けているエニアグラムのワークショップ

そのもっともなものは、この社会(世の中)と、自分以外の誰かとの人間関係。

そして、もう一つ大事なかかわりが、「自分との関係」

 

自分の「考え方のパターン」や「感じ方」そして「行動」を、見直せばよいのだけれど、それは簡単なことではない。

 

エニアグラムは、自分を知るヒントを単純明快に示してくれる。

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各タイプによるプレゼンでボクたちは自分を知り人を知る

さて、師走に入って、ボクの講座がいくつか続く。

 

5日が、3回目の出版記念の講演会。

まだ来れていない方は、連絡してください。

親が知っておきたいこと 柴崎嘉寿隆の特別講演会

 

12日が親ゼミの3回目「子どものエニアグラム

柴崎嘉寿隆の親ゼミナール | クエスト総合研究所

 

そして、もうひとつは卒業生限定だけれども、「閃きと創造の人生学」2期生。

『閃きと創造の人生学』 | クエスト総合研究所

 

現在進行中のアートアウェアネスの集中3日間もあるし、自分でいうのもなんですが、まさに師走。

 

皆さんも、風邪などひかず、走り抜けましょう。

何と1位ですって

小学校の頃から、イチバンになることはほとんどなかった。

 

まぁ、ほとんど、ですから、たまーにはあったんですが。

 

小学校の運動会の花形、リレーの選手には、早い順から毎年二人ずつ選ばれた。

選ばれちゃった子は、選手には選ばれないルールだった。

ボクは、ようやく5年生になった時に選ばれたんだけど、もともと短距離は苦手。

どちらかと言うと中距離の方が好きだった。

 

惜しいところまでは行くけど、1等賞はなかなか手にできませんでした。

ボクの上には必ず誰かがいるんです。今も相変わらず。

 

で、今回1等賞を取ったんです。

 

なんと、あの本が「Amazon 売れ筋ランキング」の家庭部門で。

 

なんだか、気分いいですねぇ。

 

ボクが書いたわけじゃなく、監修をしただけなんですが、お手伝いできて光栄です。

 

おかげさまで、来週、3回目の講演会。

 

来ていただいた方々は、熱心に耳を傾けてボクの話を聞いてくれていました。

時には、涙をこぼす人までいて、どうやらボクの今までの子供へのかかわり方は、今のお母さんたちに響くらしい。

 

平日ですが、是非、いらしてください。

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ついにAMAZON売れ筋ランキングで1位、だそうです。

 


☆12月5日に講演会開催します。 

www.shiba-miraisozo.com

 

映画で泣いた

タイタニックが上映されたのは、もうだいぶ前のこと。

 

その映画を勧めてくれた友人が、その時に言った言葉。

「シバサキさん、タイタニック見て泣けなかったら、人間じゃないですよ」

 

そういわれて、泣ける映画だ!と意気込んで観終わって、

「ん?どこが泣くところだった?」

と、拍子抜けした記憶がある。

自分は、人間じゃない???

 

いや、タイタニックは感動作品だったのは確かだったけど、その時のボクには涙腺を刺激する場面がなかった。

 

それ以来、泣ける映画と聞くたびに、観に行くたびに自分の感性や感覚が気になってしまう。

 

さて、そこで、いま話題沸騰の「ボヘミアンラプソディ」

 

スタッフの洋子ちゃんは3回も観に行っているし、娘も号泣だったという。

 

クィーンのドキュメンタリーをずいぶん前にも観たことがあるし、ボクはそんなに泣くこともないだろうと高をくくっていた。

 

泣けました。

 

席の周りもすすり泣く声ばかり。

 

エンディングにかけて、涙が止まらなかった。

 

本気で生きろっ!時間はあまり残っていない!って、耳元で叫ばれたような気がする。

 

もう一度観に行きたくなった。

 

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もらったポストカードも素晴らしい