モノクロームの世界~玉掛寫眞館
ボクの家の仏壇には、20数年前に亡くなった父の遺影がある。
ロスに行ったときに、スタジオで撮ってもらったらしい。
モノクロで、ボクが大好きな写真である。
いつかモノクロの似合う年齢になったら、誰かに撮影してもらおうとかねがね思っていた。
高校の美術の教師がいる。
彼はかつて、人にかかわることがあんまり得意ではなく、自分と向き合いながら、ものづくりをするプロダクトデザインの仕事をしていた。
ある日ひょんなきっかけから、人に寄り添いかかわることができる自分出会った。
そしてそれが自分の好きなことだと気づいた。
教師になりたいと一念発起し、今は高校の美術の教師をしている。
毎日、放課後に生徒の作品に寄り添い、指導し、一人一人の中に眠る才能を導き出している。
その傍ら、生徒たちの写真を撮るようになった。
モノクロームで。
その写真を見る機会が何度かあって、いつか彼に是非を撮ってもらいたいと思っていた。
先日彼のスタジオ兼自宅のある埼玉の蕨で、撮影してもらった。
とてもあたたかな秋晴れの日で、富士山を眺めることのできるウッドデッキのある素敵なスタジオだった。
そして、昨日、その作品を届けていただいた。
ワクワクしながら、その作品を見て、ボクは本当にうれしかった。
自分の姿をほめるようで心苦しいけれど、でも、心から満足する作品に仕上げていただいた。
玉掛さんが手間をかけて現像してくれた。
これはその作品ではなく、データからプリンターで焼いたものだけれども、みなさんに見ていただきたい。
久々に、自慢、です!
どうよ、いいでしょう!!
ちなみに、玉掛寫眞館で撮影をしてほしい人は、facebookのこちらまで。
https://www.facebook.com/tamakorox/