「自分軸で生きる」 

誰だって自分を知る旅の途中 だからこそ自分を知ることの楽しさを伝えるブログ

29回グロースセミナー初日

f:id:questshanti:20180808163147j:plain


まいまい

やんま

ふしなま

ひるめし

 

グロースセミナーで、子どもたちが決めた、グループの名前。

 

どういう意味があるのかは不明。

 

なんでも、自分で、自分たちで決めるグロースは、こんなグループ作りから始まる。

早朝に羽田を飛び立ち、北海道十勝の士幌高原へ。

 

生涯にわたって使い続ける人生の価値観を、人はみな12歳までにそのあらかたを作り出すと言われている。

 

そのもっともな影響を与えるのが、親と先生。

 

その価値観が、個人にとって役立つもであれば、人生が比較的うまくいくし、役に立たなければうまくはいかない。

 

親も先生もいない大自然の中で、わずか5日間の合宿ではあるけれど、子どもたちは、新しい価値観を、自分自身に役立つ価値観を、自分自身で創り出していく。

 

 

 

1年生男子R 

1年生男子M 

1年生女子K

1年生女子M

1年生男子S

 

5人も1年生がいるグロースは今回が初めて。

この5人に加えて、初参加が4名

 

総勢20名の小中学生で彼らのドラマが始まる。

 

士幌町の原生林での実習を終え、士幌高原ロッジヌプカ。

初日は、高原にテント設営。

 

小学5年生の初参加男子A君。

かれは、何度も何度も、

「センセイ、次は何やるんですか?」

「センセイ、夜はどこで寝るんですか?」

「センセイ、この後はどうすんですか?」

と、聞いてくる。

 

グロースでは、こういった質問には答えない。

なぜなら、今やる事をやる、から。

そこに集中し、グループ全体で取り組んでいく。

 

でも、そういう事が不慣れな子どもはいくらでもいる。

そういう子どもたちに、どう対応していくのか。

 

グロースではとてもシンプルに、子どもに問いかける。

「オマエは、どうしたいんだ?」

 

親として、先生として、答えを言ったり許可を与えることは出来る。

 

どうすれば正しいのか、先生に叱られないのか、お母さんに褒められるのか、を考えて、「どうすればいいですか?」と子どもたちは聴いてくることが多い。

 

でも、グロースではしない。 

常に子どもたちに主体的に考えさせる機会を与えていく。

「キミは、どうしたいのか?」と。

 

夕食の準備。

子どもたち何人かで研いだ米を飯盒で炊く。

 

自然の中では、何を食ってもうまいけれど、子どもたちのにぎやかな声を聞きながらの夕食は格別。

 

夜9時30分に寝る。

子どもたちはそう決めて、それぞれのテントに向かった。

 

明日は5時起床。

 

一日の終わりは、リーダーたちとのミーティング。

 

中1のM

中2のT

中3のKe

中3のKo

一日を振り返り、明日の備える。

今日上手くいったこと、うまくいかなかったこと、困っていること、などを共有していく。 

 

グロースでは起きることがきちんと起きる。

 まさかの展開が待っている事は、まだこの時点では誰もわかっていない。

 

 

f:id:questshanti:20180808163147j:plain